抗真菌と足の裏と長期間について

気づけば足の裏がかゆい、何だか足の裏がおかしい、皮がむけた状態になっている…このような体験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。

これは何の病気だろう、と皮膚科の先生に診察をしてもらった結果、顕微鏡で検査を行ったところ、それは水虫であったというケースがあります。

何かの皮膚病である場合もあるため、念のため、皮膚科では足の皮のめくれた部分などを切り取り、顕微鏡で検査にかけるのですが、それは水虫であるか確実に検査を行うためです。

水虫は、抗真菌の薬で治すことができますが、実は、長期間ひそんでいるやっかいな存在です。

抗真菌の薬を使い、足の裏や足のすきまなどに、丁寧にきれいな手で塗り、日々、抗真菌薬を塗り続けた結果、あれほど酷かった足の裏の皮が治った!と喜ぶ方も多いのですが、水虫は完全には消えません。

たとえば、初期の段階で、水虫だと分かったため、抗真菌の薬を塗って様子を見てから、念のため皮膚科で先生に検査を行ってもらうと、水虫の菌は、抗真菌を塗られたことで、奥に隠れてしまい、顕微鏡に出てこないことさえあるのです。

そのため、暫く放置していて、靴や靴下の手入れを怠っていると、気づくとまた、水虫が発生している!という事態になるほど、長期間にわたって、水虫は足に存在しているのです。

また、水虫の足の裏の状態が酷い場合であると、長期間にわたる治療が必要であり、場合によっては、薬局の薬ではとても対処できず、皮膚科の先生の出してくれる抗真菌の薬でやっと治るケースもあるくらいです。

水虫は、一見、なんともない軽い病気のように思われますが、日々、清潔にくつなどを保たないと、長期間の治療を必要とするほどやっかいな存在です。