皮膚科では尋常性乾癬の治療や回収された抗真菌薬

皮膚科で治療出来る病気のひとつに尋常性乾癬があります。
尋常性乾癬は境界がはっきりした盛り上がった紅斑が全身に出る皮膚病で、患部の表面に白色の厚い皮が付き、それが粉として剥がれ落ちることもあり、かゆみを伴うこともある病気です。
尋常性乾癬が起こる原因はまだよくわかっていませんが、周りの人にうつる病気ではないので、この病気の人を見かけても避けたりしないようにしましょう。
尋常性乾癬の治療にはステロイド外用薬やビタミンD3外用薬などが使われますが、この病気が疑われる場合はとにかく皮膚科で診察を受け、医師と治療方針を相談してください。
さて、尋常性乾癬は爪に症状が出て白っぽく分厚くなり、爪水虫と間違うことがあるので注意が必要です。
爪水虫は尋常性乾癬の治療とは違い、抗真菌薬での治療が必要となるので、爪が白っぽく分厚くなるなどの異常を見つけた場合は、早めに皮膚科で診察を受けるのがおすすめです。
爪水虫は名前からもわかるように、水虫と同じ白癬菌が原因となって起こる病気です。
足の水虫は正確には足白癬といい抗真菌薬で改善出来るので、足の水虫を早く治したい人も皮膚科で診察を受けて薬を処方してもらうのが良いでしょう。
ところで、抗真菌薬と言えば、2015年11月にラノコナゾールとルリコナゾールという成分が配合された抗真菌薬を製造販売会社が自主回収するという出来事がありました。
この抗真菌薬の自主回収は、原薬製造業者に製造・品質(GMP)管理上の不備が指摘されたためで、回収している薬を使ってしまった場合でも、健康被害が起こる可能性は無いと説明されています。
また、この回収された薬と同じ成分を配合している市販の水虫治療薬も同様に自主回収と販売休止がされましたが、健康への影響は無いとされています。
もしも、あなたがいつも使っていた水虫治療薬が薬局で見当たらないなら、皮膚科で治療薬を処方してもらってはどうでしょうか。