犬の皮膚真菌症と人間に感染したら抗真菌薬配合を

犬の皮膚真菌症とは真菌(カビ)が皮膚に寄生する事で生じる皮膚病で、白癬菌やカンジダ、皮膚糸状菌など様々な菌が原因になり得ます。真菌は皮膚のアカや被毛、皮脂などを栄養として増殖しするため、皮膚真菌症になってしまった犬は症状が悪化しないように毛を刈ってこまめに体を拭いてあげ、清潔に保つ事が重要です。真菌は人にも感染するため、犬から人が感染すると水虫などの皮膚病を発症します。犬の皮膚真菌症を治療するには抗真菌薬を使って菌を殺菌する必要があります。主に塗り薬や飲み薬、薬浴などの治療薬を用いますが、皮膚の奥まで菌が寄生し症状が重い場合には抗生物質を併用しながら治療を行うケースもあります。菌が完全に死滅するまでの時間は症状の重さによって変わりますが、一般的に1カ月から6カ月程度かかります。
もしも犬の真菌が飼い主に感染してしまった場合、飼い主も治療を行う必要があります。ピロエースは水虫などの白癬菌による症状に効果のある市販薬です。クリームや液状、軟膏やスプレーなど様々な種類が存在し、症状に合わせて使い分ける事ができるのが特徴です。ピロエースZには抗真菌成分であるラノコナゾールが配合されていて、これは白癬菌やカンジダなどの真菌に殺菌的に作用するため、きちんと使用し続ければ水虫を完治させる事も可能です。ピロエースなどの市販薬で白癬菌による皮膚疾患を治療する時に注意したいのは、症状が無くなって完治したように見えても、菌は死滅せず皮膚の奥に潜んでいる場合があります。そのような場合、抗真菌薬の使用を中止してしまうと、また菌が増殖し水虫が再発する可能性もゼロではありません。完全に菌が死滅したか確認するためには、病院で皮膚を採取し菌が存在しているか検査を行う必要があります。